伊東 裕

Ambiente 2015 JAPAN PAVILION

伊東 裕

2015 / Interior

竹林と鳥居をイメージさせるジャパンパビリオン。
ドイツのフランクフルトで行われたAmbiente。
その中で日本の様々なプロダクトメーカーが連なるJapan Pavilionのデザイン。

遠めでも目を惹く、竹林を連想させる木のつらなり。ジャパンパビリオンと一目で分かる佇まいを、開放的に重なる格子のような木ルーバーで表現しました。
ルーバーは周囲の気配を感じさせつつも、柔らかく曖昧に間を仕切ります。
また、まっすぐと連なる木には、「日の丸」や「鳥居」をイメージさせる朱色が、さし色として空間にアクセントを加えます。モダンな鳥居のようなイメージも与えます。
開放的だけど見え隠れする、展示プロダクトに近寄って、手にとってもらいたいという願いを込めた空間。
歩いている場所によって、見え方が様々に変化する、驚きのある、日本の洒落っ気精神、商売・サービスにおける「おもてなし」の心も感じてもらえるつくりを散りばめています。